うつ病、診断、投映法、PADDC

  パドック:PADDC による全く新しい投映法心理アセスメントについて

               Projective Assessment for Depression by Drawing and Color

労働安全衛生法に基づく「ストレスチェック制度」が、平成27年12月1日に施行されました。
これに伴い、「厚生労働省版ストレスチェック実施プログラムダウンロードサイト」  も開かれています。

このストレスチェックの主目的は一次予防(本人のストレスへの気づきと職場環境の改善)にあります。
「心身のストレス反応」に関する項目、「仕事のストレス要因」、「周囲のサポート」に関する項目の評価を中心に細かな記述がされています。

企業、施設の対応現場では、高ストレス社会の進展とともに、これらのスクリーニング対応で問題解決には至らないという実情もあり、法定外のうつ病等の精神疾患のスクリーニングとケアが必要となってくるケースが増えてきています。現代社会は様々な心の闇、社会の不安定要因による対応を迫られています。

 
一般的に鬱病(うつ病)とは
  • 憂うつな気分がいつまでも続く
  • 気分が沈み込む
  • 何をしても楽しめない
  • やる気が起こらない
  • 何をするのも億劫になる
  • 食欲がない
などの「抑うつ状態」が続くだけでなく、頭痛やめまい、便秘や疲労感など、様々な身体的な自覚症状を伴うこともある症状を指します。また、劣等感、無価値感が強くなって自信をなくしてしまい、自己嫌悪や自己否定が強くなり、抑うつ状態が続くことによって仕事や学校などの生活に支障が生じ、精神的に追い詰められることがあります。
   このうつ病診断チェック法について、ネット上でよく見られる自己診断方式は、アメリカのペンシルバニア大学の精神科医アーロン・T・ベック博士によって考案された、抑うつの程度を客観的に測る自己評価表「ベックのうつ病自己評価尺度(Beck Depression Inventory)」を基にしています。

ちなみに、ベックのうつ病自己評価尺度は、抑うつの程度を客観的に測る自己評価表として広く用いられいているもので、全21問の質問に回答することによってうつ病の状態を数値化し、客観的にうつ病の傾向を測定することが出来るとされています。

しかし、この「うつ病 診断チェック」は自分自身の気分の傾向を数値で測定して行うもので、文字による質問を自己判断で回答するというもので、多くのネット診断は外見の形は違っても、基本的なところは全く同じです。たとえば、ここの ポップアップ をクリックしてみて下さい。質問項目は自己による評価を中心にしており、評価の過程で受検者の意図的操作性を回避できないという側面があります。 

 
 うつ病、診断、投映法、PADDC
 
 ダウンロード
Paddcのリーフレット
○Paddcのマニュアル抜粋
  
 これに対して、パドック:PADDC
(Projective Assessment for Depression by Drawing and Color)の大きな違いは、

  • A) 質問紙法の欠点とされる「受検者の意図的操作性回答による不正確さ」がなく、信頼性が高いこと。
  • B) マニュアルを熟読するか,3時間程度の使い方研修を受ければ「心理学などの基礎知識がない職員など,
誰にでも簡単に使えるツールであること。
評価基準 クリックして下さい       ↑画像クリックで拡大
 具体的には
  1. 受検者に、簡単な鉛筆画を依頼するだけ
  2. 実施者はUSBに収納されているPADDCソフトをパソコンなどで開き、マニュアルの説明による客観的な基準に従って鉛筆画の特徴をチェックし、パソコン画面のチェック欄にチェックを入力します。
  3. 受検者にパソコン画面で17色の色彩を提示し、15の質問に一番近いイメージ色の選択を依頼します。
  4. パソコン画面が「設問は終わりです」になったら、ダブルクリックをします。
  5. PADDCソフト内で自動集計され、評価が 6段階で示されます。
    というように、簡単な投映法心理アセスメント・ツールです。
  6. 受検者の標準的な必要施行時間は、10分以内です。
  7. また評価結果の信頼性は80%以上です。
    ※:具体的なPADDCマニュアルはリンクを見てください。簡略化のため参照マニュアルは33p迄ご覧頂けます。
 うつ病の投映法心理テスト PADDCの研究基礎紹介 も参考に
PADDCは職業セラピストの方々、企業や学校などの相談窓口担当者の方々に役立つ「個人相談用心理アセスメント(心理テスト)版」と、職員や学生生徒のうつ病予防に役立つ「スクリーニング用心理アセスメント(心理テスト)版」の2種類があります。

 通信販売サイトはこちらをご覧下さい。     アート・メンタルトリートメント・ラボ (AML)
  NPO法人日本CT協会   (社)日本創作療法学会